Apr 29, 2019

日本旅 高知編2

続き

その後向かったのは高知県の須崎というところにある旅館。
山奥へ入っていきます。そうだ山という温泉は昔からあるらしいのですが、この旅館は最近新しくなったらしいです。でもオリジナルの古い温泉もまだまだ健在でした。
 泊ったのは3棟だけ建つ離れの一つ
中はとってもモダンだし広い!5-6人は泊れそう。(私たちは大人4人と娘でした)
浴衣に着替えて記念撮影w 娘は作務衣みたいなので、カワイイ!!!
部屋にも露天風呂が付いていましたが、とりあえず大浴場へ。ス、ステキすぎる!!!しかも貸し切り状態!(だったので写真を少し)山の中で桜が咲いてたりウグイス泣いてたり最高か!
そのあとは個室での食事。これ以上食べ切れないくらい出たのですが写真忘れた。お寿司やイノシシ鍋なんかもー。娘はここで大の字になってまた寝てました。
部屋に戻ってからまたお部屋の露天風呂に入る。部屋には大きなバルコニーもあるし、窓は全開になるしで開放的過ぎた!

そして翌朝
朝食もボリュームが!七輪で焼く魚なんかもあって。ま、もちろんすべてキレイに食べきれたのは私一人…w みんな少食だ。
かわいらしい搾りたて牛乳も出してくれました。かわいい!いやーホントに大満足の旅館でした。ほっこり。

その後は実は高知に来た理由はここと言っても過言でもない場所。
その前に、近くの公園へ(朝ごはん食べすぎて誰もお腹が空いてなかったw)
そして来たのはここ、久礼大正市場!!!カツオのたたきが大好きすぎる私たち。ここが本場、ここで食べたたら高知市内ですら新鮮でないと感じてしまうほど、ということを散々姉や甥っ子から聞かされていたので遠路はるばるここまでエンヤコラ来ました。らば、一歩入ると閑散とし過ぎている。なんなら空いてないお魚屋さんも。やっと空いてたお魚屋さんへ行くもナンニモナイ・・・・「カツオドコデスカ?」「ここ2,3日一匹もあがってないんよー」え?聞き間違い?ロサンゼルスから来たんですと聞かれてもないのに言っちゃったよ。そんなん知ったこっちゃないよね、カツオにとったら。今、まさに初ガツオの季節。一匹もいないとは。別にここ2,3日時化てた風にも見えなかったし。恐るべし、私。いつもこういうの多くないか?

仕方がないのでたまたま調べてた黒潮本陣というカツオの店に電話するとなんとかカツオがあるとのこと、すぐ向かいました。

目の前で藁焼きしてくれます!
キレイなピンク色のカツオ。確かにうまい!!!!(いや、市場で食べてみたかったんだけどねー、ホントは)
 ここから見る海と山が絶景でした。


さてそこから2時間山道を運転して向かったのは梼原という町です。坂本龍馬が脱藩をするのに通った道で有名なのだとか(坂本龍馬のこと私はよく知らないんだけど)、私の目的は隈研吾の建築物を見ること!まずは、ここ雲の上のギャラリー(サイトの写真すごいきれい)
圧巻の建造物。間近で見ると本当に壮大でした。こんな建物がこの山奥に突然現れるなんて予想外。というか、知らなかったら道路に面してないので通り過ぎてしまいそう。
ギャラリーの中にも行きたかったのだけれど娘が車で寝てしまっていたので下から眺めるだけに。

次のストップは車で5分の雲の上の図書館です。

こちらも隈研吾デザインの素晴らしい図書館!梼原は林業が盛んな町らしく現地の木材をふんだんに使って建てられたとのこと。一瞬奇抜にも見えるデザインですが、入ってみるとなんとも居心地が良い!
この日は肌寒かったので閉まっていましたが、このストアフロント全開になるらしく普段はここを開けっ放しにして子供たちがどんどん入ってくるらしい。想像しただけでかわいらしい。あとここは土足厳禁です。だからきれいに使われてるんですねー。
小さな町でこの辺りに役所や学校が集まっています。午後は近くの小学生や高校生やでいっぱい。こんな小さな町なのに子供がたくさん!ここに集まるんだろうなー。建築物の大事な用途というか、そういうものを見たような気がします。
並びには、コミュニティセンターのようなものも。ここも図書館もサイン、ロゴまでめちゃくちゃお洒落。この町の主要な建物はすべて隈研吾が設計してて統一感もあり、清潔感もあり、そしてお洒落。でもこの山間の小さな町でも浮いてる風もなく。行ってよかったー、遠かったけど!

ここからはまた2時間かけて実家に戻ります。

続く