Sep 6, 2018

ヨーロッパ旅行 8 バルセロナ3日目

この日は予約しているものもなかったのでゆっくり目に起きて出かけることに。
さて今日はどこ行こうか!?そう言えばAirbnb、素敵なバルコニーがあったのに全部インスタストーリーでしか撮ってなくて残ってない;;;バカだ。
グラシア祭りが最終日だったこの日。グラシア祭りはアート祭りということで期間中はあちらこちらにこうやってアートがあるのです。それも見ておかないとね。
地区の祭りだけれどかなり気合が入ってる!それにしてもこの時期にここに泊ったのラッキー、そしてこの日の夜、ラッキーかアンラッキーかということが起こるんですけどね。

この後向かったのは今一番人気らしいBorn地区。有名なゴシック地区と道を挟んであります。
来たかったカタルーニャ音楽堂。ツアーだと中に入れてすごく綺麗なステンドグラスが観られるらしい。そしてなんならここでカルメンを観ることも出来るという。
あーーーカルメン、あーーステンドグラス。が、いかんせん三歳児連れ。またいつか来る時までの楽しみに置いておきます。ここはその昔ガウディと二分する人気があった建築家の設計らしい。ガウディの陰に隠れてますが本当に装飾が美しくて、外のピラーなんかもカラフルで惚れ惚れ。
ここでわたくしお腹痛くなって、あーじゃあチュロス屋に行こう!ってなりまして。バルセロナと言えばチュロス、これを食べずして帰れない、と地図に印付けてたチュロス屋、移転したのか営業時間じゃないのか知らないけれどそこにはなく・・・近くのカフェへ。ここで私がトイレへ行っている間にアレックスがいらんイベリコハムバゲッドを勝手に買ってる・・・私の中に緻密にここでこう食事をするって決まっているのに、勝手なことしやがってとちょっとイラ。
そしてこの日も朝から呪文唱えられてたので近くの公園、バルセロナ3です。この後ろに見えるマーケット。Santa Caterina Marketと言って最近改装されたもので、女性建築家によるもので賞ももらってるとか。(ここにもっと写真あります)
さっきアレックスが買ったバゲットと娘がどうしても食べたいといったフルーツを公園前で食べる。適当なベーカリーで買ってもこのレベル。美味しい!恐るべしスペインの食事情。娘もたくさん食べてたからいいとしよう。計画は狂ったが。この公園劇的に小さかったのですがお構いなしに遊ぶ娘、またそこから必死で引きはがす。
そこから向かったのはピカソ美術館。のミュージアムショップ。いや、中に入りたかったんですよ、すごく。でも三歳児連れでね。ピカソの若い時代のコレクションね、静かに見るとか無理なんで。これも、子供が大きくなったらいつか、ね・・・・(遠い目)
Born地区いいわーー。最近人気と言ってもゴシック地区(翌日行くんだけれど)と比べものにならないくらい静かで観光客もそこまでいない。
スペインって今ホントに可愛い子ども服ブランドの宝庫でして、いろいろ行ってみたかったんだけど、唯一行けたのはTiny Cottonsだけでした。が、それでも目がキラキラしてしまいました。もちろんセール品しか買えませんのでサイズ6で何年後に着られるんだってものを買ってきましたw
こんな風情のある教会がぽっと目の前に現れるのが本当にヨーロッパだなぁ、ドイツでも思ったけど。おぉ―――――あれ見て!ってアレックスに言うと、何?って言われます。あれすごくない?って言うと、普通の教会?って言われる。まぁそうなんだけどしみじみヨーロッパ古いな、って浅い感想が出てきてしまう。
ここでも一日一アイス実行してます。バルセロナはやはりヨーロッパ一の観光地、ドイツよりアイスが高くて、これで2.5ユーロくらいってとこが多かったな。ドイツ1から1.5ユーロだったから高く感じる。それにしても!どこもアイスが美味しすぎるんだけど!普通のしょぼそうな店でも。
どこを切り取っても絵になるバルセロナ、と娘w どこへ行ってもアレックスと二人で写真大会開催w

さて、私の緻密な計画によりますとここからバルセロネータのビーチに向かいます。その道中にどうしても行きたいレストランがあります。パーフェクション!
ここーーー!ここは確か日本人の人のブログで見て行きたかったのだ!このハム吊り下げ式の店は結構バルセロナでは見かけたな。あーーーーー暑いからビールがうまい!
この立ち飲み的雰囲気、まさに私のツボを刺激します。娘は結構こういうハイチェアも平気(背もたれもない)なので座らせます(←これも怖い?うちの姉ちゃんがスーツケースの上に座らせるのか怖いからやめろって言うんです)
アンチョビ――――、エビ―ーーー、実は手長エビが食べたかったんだけど間違えた。スカンピって手長エビじゃなかったんだ。でもこれも美味しかったのでいい。
食べたい食べたいと言ってエビの頭を取って味噌を吸うんだよって教えるとチューチュー吸う娘。それでこそ私の娘じゃ。
一度は食べておかないとと頼んだコロッケ。タラのクリームコロッケ、激ウマ!!!!これめっちゃいっぱい食べられる!1個しか食べなかったけど。後は絶対食べるべきってあった牛ヒレのフォアグラ乗せ。これは私的には普通かな。いや、美味しいんだけど他のものが美味しすぎて。でもお肉がなんていうかしっかり肉!!って感じで美味しかった。
イワシにレモンを一生懸命絞ってくれる娘。可愛すぎる。ちなみにパンコントマテはどこへ行ってもほぼ出てきます。いらなければいらないと言えるんだけどこれがうまいのでね。これもお店によって結構違って面白い。
バルセロナって生活感があっていいなーと。アレックスとも意見が一致したんだけれど、ヒップヒップじゃないところがすごく気に入った。なんかロサンゼルスもうざいくらいヒップなところとかベルリンとかもそうだけれど、あーなんかオシャレじゃないとここいちゃいけないんですかね?みたいなエリアとか店がいっぱいありません?インスタ命!!!みたいな。バルセロナってそう感じさせられるところが一か所もなくて、観光客も多いんだけど地元の生活感あふれる感じが入り混じっててとても心地が良かった。全体的に人も褐色に肌が焼けてて気負ってないファッションなんだけど存在自体がおしゃれで、嫌味がないというか。(分かりますか?)ドイツの後に行くと更にスペイン人おしゃれ!って思うw
走り回れるところがあると嬉しい娘。レストラン前の道を庭のようにして駆け回る。
歩いてハーバーを横目に海は目の前、だが行く場所はもちろん公園バルセロナ4 もうエキスパートになってきました。ここは観光客も結構いたのかな?ここで娘はロシア語を話す女の子と友達に。二人で向かい合ってなんとかごっこをしている様子。どうやって!?でも、あの子は私の友達!とずっと言っていました。通じあうものがあるのかな。ふと地図を見ていて気付いた、この目の前にある食堂、どうしても行きたくて時間が合わないと思っていたとこだわ。3時閉店だから。もちろん閉まってました。ま、さっきの店が最強においしかったのでいい。
ビーチ行こう!と誘ってやっと公園脱出。この先に海が!
まぁ、パーティビーチですよ、いわゆる。本当は少し遠出してビーチで一日過ごそうかという計画もあったんですけど、ロサンゼルスも素敵なビーチあるので夕方から少しだけ遊ぼうと思って市内にあるここに来ました。
いやはや若者がおおい!けど家族連れもいるし一人でのんびりの人も結構いた。水着持ってきてたんだけどね、この日カバンに入れること考えてなかった;;娘は「みーーーーーんな水着着てるね」って私に言ってきたし。はは。着替えは持ってきてるから好きなだけ遊びな!と言うとざぶざぶ入ってました。
ビーチ大好き娘はかなり楽しんでくれました。ビーチ沿いで一杯とも思ったのだけれど、地元へ帰ることに。バスも地下鉄も乗りやすいし値段も安い。娘はビーチを出てすぐにストローラーで寝落ち。バスの中も部屋に入ってからもぐーすかぴー。アレックスとどうする?もう夜ご飯はお腹いっぱいだからこのまま朝まで寝かそうか、と言ってごろんとしてると10時半ころ、たたたっと笑顔でベッドルームから出て来た娘;;;親の目論見完全に外れましたw

じゃーどうする?バルコニーから下を見るとまだまだ歩いている人も多かったので外行ってみようか!ということに。(ここから興奮のあまり動画しか撮ってなくて写真は全部スクショです;;)
 Airbnbからすぐの広場(初日にアイス食べた)へ行くとすごい爆音に火花!なんじゃこりゃーー
ちょっとすごいねー、他の道歩いてみよーって行くと、私たちのバルコニーに面した道が大変なことに!動画でお伝え出来ないのが残念。どうやら町内とかいろいろなグループになっていて、爆竹をならして太鼓をたたいてというのをやっているよう。でもそのレベルが異常w

そして参加者は子供がたーーくさん。女性もたーくさん。ちょっとスペイン、すごすぎる。あり得ない。あり得ない量の爆竹、花火にドラムバンドに踊る人たち、観客たち。ちょっと部屋に戻ってベランダから見よう、身の危険を感じる!と逃げ帰る。
そしてホントにAirbnbの真下が見せ場のコーナーって感じで凄すぎる。娘にはヘッドフォンを着けて。娘は大喜びで見ておりました。

いやね、スペイン人すごいな。これ火曜の夜ですよ。しかも1時過ぎまでこの爆音。道行く人も火薬の中に入って行くし踊り狂うし。2時間見てたけど飽きなかった。
こんな中、さっきまでは朝まで寝かせようって言ってたけどこれは寝てなかったね、というかいい時間に機嫌よく起きてくれてこの祭りを味わいに行けて良かったよねー。ってなりました。これ耐えられない人は耐えられないかもしれないけれど、私たちはラッキーだったなと思いました。
こんなすさまじい祭りを見た後も娘はすぐにグースカ寝てました。












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