Jun 21, 2017

オススメ邦画2本

日本に帰国した際に、娘が機内で大人しく寝てくれたおかげで映画を見ることが出来ました!

LaLa Landを見始めたんだけど、ちょっとハマれなくて(娘が膝の上でひっくり返ってて体勢がきつかったのもあってw)中断して、少ししてからせっかくなら日本映画を観ようと思って評判が良くて観てみたいとちょうど思っていた「この世界の片隅に」を。
第二次世界大戦中に広島から呉に嫁いだ女の子の話。とってものんびりした少女の目を通しての戦争。戦争映画ではなく、戦争がバックグラウンドとして、彼女の日常、生活を描いてます。悲しくて辛い場面もあるのですが、彼女の強さ、家族の愛、戦争に対するやり切れなさ、いろいろ交じった良い映画でした。 この映画で使われている音楽「悲しくてやり切れない」がまたなんとも切ない。

帰りの便では、こちらも観たいなーと思っていた「彼らが本気で編むときは」
レビューでは生田斗真がトランスジェンダーの女性を演じるということで興味を引いたので観始めたら、彼の演技はもちろん素晴らしいのだけれど、この女の子がまた良くて・・・というか、トランスジェンダーの生田斗真が自然だったでその部分だけが変に際立つことなく、ストーリーや描かれてる他の人物もちゃんと繊細で全体を自然に観ることが出来ました。本当に良い映画!!トモちゃんの切なさが痛いほど感じられて、泣けてきてしょうがなかった。映画を観終わって、こっちに戻ってきてから1週間ずっと頭から離れない映画でした。とーーーっても良かった。全体に流れる柔らかい雰囲気と音楽と、でもみんなそれぞれが抱える辛さなんかがじんわーりと伝わってきて、なんか現実に戻されるのがちょっと寂しい感じがするほど入り込んでしまいました。この映画ではシンディローパーのTrue Colorsをゴスペラーズがカバーしたものが使われていて、これまた良い空気を作ってる!
やっぱり邦画はいいなー。