Apr 22, 2014

久しぶりにLACMAへ

週末はアレックスが行きたがっていたLACMAでのAlexander CalderのExhibisionに行ってきました。
中は撮影禁止だったのでLACMAのサイトからの写真。元々Calderは彫刻家なのですが、初めて「動」を取り入れた彫刻ということで有名になったよう。繊細な均衡の取れたモビール(彫刻)がたくさんありました。またMetalで作られた大きなInstallationアートも有名だったようで、ここではミニチュア版がたくさんありました。
私的には好きとそうでもないというところの微妙なボーダーライン(えらそう)。カラーブロッキングがはっきりしたものがバウハウス風でいいなと思う反面、これ大好きだわーと思うほど私のタイプではなかったかな。(私、なんせ造詣に深くないもので)

その後、今やっているMetropolis IIへ。
これは誰もが大好き!みんなやたらと笑顔でそれを見てるとこっちも笑顔に。大人も子供もこういうのはいくつになっても興味津々。
真ん中に人が立ってるんですけどずっと管理してるんですよー。このノイズの中に立ってるの大変そう・・・
コンテンポラリーアートミュージアムはお気に入りなのでいつも行くんですが、今回はイマイチー。フットボールのInstallationでした。唯一↑これだけおもしろかった。
そしてーー!10年以上経ってやっと観られたピカソの泣く女。こちらはアーマンソンビルにあります。これ観に来るたびに貸し出し中で観られなかったんですよねー。あれー?でもWeeping woman with handkerchiefってなってるな・・・なんて思ってたら、これあの有名な泣く女とは別物なんですね。道理で何か思い描いてたのと違うなーなんて思ったわw さすが、私、全然分かってない;;;
そして、Alexander CalderがLACMAオープン時に造ったHello Girls。 いつもこれを観るたびに(でも、ここすごいHiddenな場所で知らないと見落とすロケーション)、超70'だなー、なんかポストモダンでダサイなんて思ってたんですが(失礼すぎる)、これはLACMA創設時にLAはNYなどに比べてアート文化が遅れているということで、なんとか目玉になる彫刻が欲しくてCalderにお願いしたらしい。いまだにやっぱりLAはアートな街という点では遅れを取ってる気がしないでもないけど、そんな話をExhibisionで知った後はなんだかちょっと違う目線で見られます。

あー、やっぱりLACMAの近くに住みたい・・・アメリカ来てからずっとこの辺りに住んでいたので、ここはいつも散歩コース。悲しい事があるとLACMAに来て一人時間を過ごすなんてことをよく学生の時はやってたなぁ・・・(昔のブログでも何度も登場するが) あんな気持ちの時にここに来て、あのInstallationを見て、あーいう風に感じてたなとか今でも鮮明に思い出す。
ただただ公園の芝生に横になったり、タールピッツひたすら眺めたり、日本館の根付コーナー(ここのコレクション半端なくすごい!)にかなりの時間居座ってひたすら凝視とか。
これから夏になるとさらにいいんだよねー。引越しをして、ここから遠くなることだけがホントに残念でした。久々に来るたびに、あー近くに住みたい!って思う。