May 2, 2019

日本旅 豊島編1

この日は豊島へ行くため、朝実家を車で出て2時間弱高松港へ向かいます。昔直島は行ったことがあるので今回は豊島へ。瀬戸内芸術祭が始まる前の週だったので空いてるかなーと思いましたが高速艇は満席!
かなりの水しぶきに興奮中の娘w 船は直島に立ち寄って約1時間の船旅。
着いた!快晴だけど風は結構冷たい。ジャケット着てきてよかったー
予約していた電動自転車に乗り込む!アレックスは娘を乗せて、私は一人乗り。いやーこれがないと普通の自転車では無理だわ!
 天気も景色もサイコー。豊島美術館が見えた!
その前にお昼休憩~。家の近くのコンビニで買ってたおにぎりやサンドイッチをここで食べる。買っててよかったー。船の時間がお昼着なんだけどレストランとかで食べる時間はなかったのでこれ正解。
ちなみにこのスポット、インスタスポットみたいになってて、この道路のど真ん中に寝転がったり座ったりで写真撮って、自転車を農道に入るところに思いっきり停めてたりして島の人困ってた;;; 島の人は何も言わず待ってるの!船も一緒だった中国人観光客だったから「この自転車ここに置いてるのあなた?」って聞いたら、Yes,,,っておじさんと私がどけてるの手伝いもしないのにびっくりした!!おまえのチャリ違うんかいっ!!って思ったけどw(中国の団体観光客だったけど、マナーがないのはその4人だけで後はみんなもちろん普通にマナーの良い人たちでした。日本語の話せるガイドさんもとても感じ良かったし。きっと日本人でもこういう人いっぱいいるんだろうなー、インスタ命!!周りが見えない)
着いた途端走り出す娘!チケット買わないと入れないよー。もうこの見た目が興味をそそったんだろう、入りたくて仕方がなかったみたい。
いやーーー、わくわくする。
こんな道を遠回りして入口にはいる。(ここに入る前にカフェで働いてるお店の人が、中国人観光客の人にいきなり「チケット持ってる人しかそっちに行ったらダメなんだけど!!!!!!!」って激怒してた。そしたらその人たち「持ってます・・・」って。それもなんか見てて悲しかったー。かわいそう、決めつけられていきなり言われてて、アレックスとなんか、あれはどうなん?って話してたんだけど)いや、観光地っていろいろありますねw
中は撮影禁止なので入口を外からパシャリ。(これまた中撮影禁止だっていう美術館多いのにInsta見たら撮ってポストしてる人の多いこと;;)中は想像していたものよりはるかにはるかに素晴らしかった!!!言葉で説明できない、なんとも言えない空間。美、とはこのことか!すべてのものが完璧なの!こんな美術館世界中探してもないんではないだろうか。最初は人がいっぱいいたらなんか嫌だなー、ミニマルなこの空間の美しさが半減するんじゃないかと思ったりもしたけど、人がいることによってさらに美しくて、一体感があって良かった。なんだろう、こんな完璧を形に出来る建築なのかアートなのか完璧な計算がされててすごいー。それでいて自然によって来るたびに違うであろうアート。(ちなみにこの日、選挙真っただ中、選挙カーがうるさかったw これは想定外w)

ま、娘にしたら触るな喋るなでもちろんつまらなかったみたいw カフェの方に移動します。
ここでは思いっきり楽しんでくれ!(カフェのお姉さん、まだかなりプリプリ中国からの人たちだけに怒ってたなー。靴を脱いで!!!!!って。サインがね、ミニマルすぎて分かりにくいんだよね、人が多いとw 今回ミニマルデザインの弱点を知りましたw)それにしても島に来てる観光客は私が会った限り、日本人は4組くらい、韓国人は2組、アメリカ人1組、中国系たくさん、ヨーロッパ系50%以上!って感じでヨーロッパ人がとにかく多かった。ちなみに私が見た限り、です。
カフェは美術館の方のミニ版です。窓はさすがについてたから、そこがイマイチ完璧美ではないけど、それはもちろんしょうがない。さてここではコーヒーやカップケーキを。そういえば、前々から思ってたけど娘はココアより何よりコーヒーが好きです。子供にコーヒー?って思うけど、最近はもうカプチーノとかラテなら飲ませてます。コーヒー生産国では結構普通のことらしいですよ。
ここでイギリス人のルディという女の子と友達に。バルセロナでもだったけど意外とすぐ言葉が通じようと通じまいと友達になるもんですねー。(ま、この子がめちゃくちゃ積極的だったんだけどw)二人ともがお互いと一緒にこの後もまわりたい~なんて言ってましたが、もちろん親同士はじゃーね!!行くよ!って言って別れましたw
受付もすてき

そこから向かうはクリスチャンボルタンスキーの心臓音のアーカイブ
この道の奥に
その前にビーチ。「アートってなにーーーー?行きたくないーーー、ビーチがいいーーー」って当たり前だよねぇ。ビーチ大好きだもんね。
ここも館内は撮影禁止でしたので。中は心臓音とともに明かりが点いたり消えたり、娘は怖かったみたいで早く出たそうにしてたけど、なんやかんや2回入ってたので意外と楽しかったのかも。 その後、記念に別途料金ですが娘の心臓音も登録してきました。15年くらい経ってまた娘がここに来た時に思い出して自分の心臓音を聞いてくれたらなぁと願いを込めて。
そして、ビーチw

自転車返却の時間が迫ってるー!早く戻らねばということで来た道を戻る。道中、勝者はいないーマルチバスケットボールを見つける。
ヘルメットしたまま遊ぶ。娘はそれより公民館前に置いてあるこの乗り物が気に入る。早く!!!自転車返却~!
こんな景色見ながら娘とサイクリング。実はそれが一番楽しかった。娘も自転車にパパと乗ったのがこの島で一番楽しかった!!って言ってた。電動自転車欲しい!って本当に思ったわー。そしたらhillyなうちの辺りでも娘乗せて買い物とか行けるしなー。

時間ピッタリで自転車を返却後は徒歩3分で今日泊る民泊へ行く。
民泊の場所は横尾美術館の目と鼻の先。最高の立地だ。島内にはホテルはなくて数個の超高級一棟貸家か、おじいちゃんおばあちゃんがする民泊だけ。今回は島のおばあちゃんがやるところに泊まりました。
夜ご飯をお願いしておくとおばあちゃんがそこで作ってくれます。品数がすごい!民泊の勝手がよくわからず、どの時点でおいとましてもらうのか分からず食べてる間ずっとお隣に座っていた…なんか申し訳ないような気がして、あとはもう大丈夫ですって言えばよかったのかな?よく分からないけど、また娘がこの日本旅、最初で最後のスーパー癇癪が出てあっちもこっちもで一気になんか疲れた;;;お風呂をいただいて、みんなで布団で寝ました。 (一棟貸だったので大きなお家を私たちだけで使えてお値段もリーズナブルで良かったです)

翌日へ続く