Aug 14, 2015

新しい家族が誕生しました。

8月4日、新しい家族が誕生しました。



44時間の陣痛の後、予定日より5日早く、かわいいかわいいミニミーがこの世に現れました。


巨大になるなると産婦人科医からもエコー技師からも言われ、恐怖におののいておりましたが出て来てみたら3300グラムとそこまで大きくもなく。顔はアジア人のアレックスという感じ?目を開けると友達みんなアレックスによく似てると言ってます。(限りなくアジア人っぽいのに私にはあまり似てない?)
生後3日


陣痛自体は病院の方針(?)で最初っから麻酔入れてくれたのであんまり最後まで痛みを感じることなく出産することが出来て良かったです。怖かったんだもの。でも、怖かったのはその後で出産後すぐ子宮の中の傷口が大きく出血が多過ぎてアレックスとも子供ともすぐ離されて手術室送りへ。出産は10人10色と言いますが本当にいろいろありますね。もうビビり過ぎて、麻酔入れられて出産後の疲労の中、眠いけれどここで寝たら死ぬ。子供とアレックスを置いて死ぬと思い必死で目を開けて寝ないようにしてましたw 看護婦さんから「起きてるの?」ってびっくりされましたが、寝たら目が覚めなかったらどうしようという恐怖から。手術も無事終わり傷も思ったほどたいしたことない(本当か)からno big dealって言われた。(というか先生の対応があまりに騒然としてたからアレックスも私もびびったんだけど)

それにしても妊娠中よりも出産よりも、この後産ってのが一番きついということを知った。体中どこかしらが痛く、思い通り行かない、出来ない。子供は寝ない。真夜中ぶっ通しで起こされてる。アレックスが家のことすべてやってくれるけれど、果てしなく感じるすべてのことにホルモンからか毎日号泣。
やっと1週間経って微妙にベビーも私もこの新しい生活に慣れて来て微妙にリラックス出来るようになりましたが。
あと、たくさんの友人が差し入れに来てくれてとってもとっても助かっています。私たちは家族がここにいないので本当にありがたい!

ずっと不妊治療について書いていましたが、去年2度目の流産を経験した後、奇跡的にやって来てくれたベビー。こんなに有り難くて、こんなに自分がラッキーだと思ったことはありません。当たり前だと思っていたことが当たり前ではないと知り愕然とし暗中模索し二人でいろいろな決断をしていたところ、突然やって来てくれたこの子。夜中の3時にどんなに泣いてどんなに暴れてもw今この時は今しかないんだと、どんなに母さんはあなたを抱きたいと思ってたか、どんなに心待ちにしてたかを懇々と泣きながら話しかけていますw 日が上がると心も落ち着いて楽しく出来るのですが日が傾いてくるとキター、恐怖の時間が!!と戦々恐々とする毎日です。

日本にいる家族にもドイツにいる家族にも忙しさと疲れから全く連絡が出来ていないのですがこの週末はやっとスカイプ、LINEが出来る時間が取れそうです。取り急ぎブログでもお知らせ。