Mar 6, 2011

Barista Competition 2011 報告

さて、行ってきましたよー。Barista Competition South West Region 2011!また、すごい感動しました!興奮が冷めやらぬという感じです。

まずは会場に入ると大きなスクリーンにCompetitorがプレゼンをしてるのが映し出されております。う~ん、緊張の空気がーーーー。まだ私たちの友達の番ではなかったので飲み物をオーダー。
私はLatteを。このブースでは時間ごとに区切って出場者が勤めているコーヒーショップがコーヒーをただでサーブしてくれる仕組みです。今回2つのコーヒーショップからLatteとマキアートを飲みました。こんなに味の違いがあるのが「違いの分かる男」(これ分かったら35以上?)じゃない私でも分かる。2回目に飲んだ方が私はすごく好きでした。たしかブラジルのコーヒーだとか言ってました。(適当だな、私)


さて、私たちの友達の番が回ってきますよー。
ステーションが3つあるので出場者は自分の番が来る前に自分のステーションを準備します。テーブルクロスからカップ、お水まで皆それぞれがコーディネートするので個性があってみんな違うんです。
彼女はまた素敵なフラワーアレンジしてました。あーーー緊張が伝わってくる!
出場者はエスプレッソ・カプチーノ・Signature beverageを作ります。このテーブルについている4人の審査員が、それぞれ「クリームの色」「クリームのテクスチャー」「味のバランス」「触感」を審査します。
なんと彼女は料理まで!前のポストに彼女料理もプロ級って書いたんですが、彼女が提案したのはワインペアリングをするようにコーヒーもデザートだけじゃなくて食事にも合うペアリングが出来てコーヒーをもっと広く楽しめるんですよっていうことでした。これは他のバリスタと一線を画したすごくクリエイティブなところで、すごく彼女らしいと思いました。
そして審査はまだまだ続きます。この右端に立ってる3人がバリスタの技術力を審査する審査員。それぞれの飲み物を作る「スピード」「フィルターを使う前にきれいするか?」「コーヒー豆を撒き散らしてないか」などなど他にも素人ではよくわからない項目まで。この3人はここにずっと立ってるんじゃなくてステーションの中を隅々まで確認しながら歩き回ってます。

そして、バリスタたちにはマイクロフォンがつけられていてサーブしながらプレゼンテーションをしなくてはいけません。コーヒーの種類、どんな味か、なぜこれを選んだのかetc もーーーー、すごいとしか言いようがありません。。。
それぞれのBeverageを15分づつで仕上げ、最後にはまとめをプレゼンテーション。もう本当に脱帽!すごーーーく素晴らしかったです。本当に尊敬してしまうわ・・・・BRAVO!!! AWESOME JOB!!!




ちなみに彼はコロラドから来ていたCompetitor。友達のすぐ後に始まったのですが、実は彼のつけてる赤いサスペンダーはAlexのものなんです。彼は準備万端でやってきたと思ったら大事な大事なサスペンダーを忘れてすごく落ち込んでたところ、Alexがつけているのを見つけた彼女が貸して欲しいーと話しかけてきました。そりゃーもちろん、どうぞどうぞってことでお貸ししたのです。 
彼がプレゼンテーションの最後に話していたのは、実は彼もNPOのコーヒーショップで働いていて地域貢献に携わってるとのこと。
私の友達が進めているプロジェクトもそうですが、みんな本当に素晴らしいバリスタであり、志高く目標をもってコーヒーを通していろんな方面で頑張っているんだなぁと感動☆  最近、コーヒーショップがいたるところに出来始めて、コーヒーを飲むのがオシャレ的な感覚で持ち上げられてるところがあったりしますが、私の友達のようなBaristaを見ていると本当にコーヒーが好きなんだなーと感じられます。利益の追求だけを求めているコーヒーショップもあるようで、そういう店とは合わないだろーなーと。経営方針なので別にそれが悪いとは思いません。ただ自分にあったコーヒーショップを見つけるのが一番ですよね!
それにしても、すごく楽しくておいしくてためになったイベントでした。






ちなみに今、彼女がいるのはFIXというEcho Parkの住宅街にある落ち着くカフェです。


他の州からわざわざ取り寄せてるおいしいジェラートもあります。(足が写っててすいません;)

実は彼女ここでも毎月第2(だったかな?)木曜日にコーヒーCompetition主催してるんです。出場するのも審査がてら飲みに行くのも誰でも大歓迎なので試してみてください。(私たちもまだ行けてないんですが・・・)